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J-GLOBAL ID:201502203549307440   整理番号:15A0736671

ミスカンサスの繁殖と確立に対する現在および将来の選択肢

Present and future options for Miscanthus propagation and establishment
著者 (3件):
資料名:
巻: 49  ページ: 1233-1246  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミスカンサス属のいくつかの種は高いバイオマス収率と低インプット要求の特徴を有し,バイオエネルギーの商業生産において関心が高まっている。しかし,現状では安価で有効的な繁殖と確立の技術が欠けており,商用バイオエネルギー作物としてのミスカンサスの可能性に限界が存在している。本総説では,従来研究の評価,筆者ら自身のフィールド試験,実験と農業従事者調査などにより,ミスカンサスの確立に使用可能な5つの主要なアプローチがあることを明らかにした。一番目は比較的成熟した直接根茎植え付け法で,容易に実現可能かつ安価なため(1904-3375.7Eha-1),ほとんどの農業従事者が選択する手法である。しかし長期的には,低い分株効率(1:10)により,大規模プランテーション化に対する根茎の需給間の衝突の可能性が大である。直接根茎植え付け法に比べて増殖比が大きい(1:30)根茎または葉柄派生胚が有利である。しかし,胚の成長前に必要となる労働とエネルギー入力の増大により,確立に必要なコストの低減可能性が制限され,4240.8Eha-1と4400.8Eha-1の間の推定コストに落ち着く。南西ドイツの気象条件下では,ミスカンサス(ミスカンサス・シネンシス)の結実率は非常に低く(0.0-28.7%),商業的な種苗生産は難しくなる。現状では最も費用の掛かる確立手法であるコスト(6320.8Eha-1)が低減できれば,マイクロ繁殖により高い増殖比(1:960)と高速増大生産の可能性の同時達成が期待される。将来的に実用化できれば,直接種苗播種が最も安価(1508.5Eha-1)な手法になると思われる。さらに,最近開発されたCEED技術は,あまり高価でなければ良い選択肢になり得る。今回考察した全ての繁殖法に対して,材料生産コストの低減と同時に増殖比の増大を実現するための新技術と研究努力が必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (2件):
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