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J-GLOBAL ID:201502203551770149   整理番号:15A0494830

陽極酸化皮膜を用いたガスケット絶縁技術の開発

Development of Technique for Electrical Insulation of Metallic Gasket using Anodic Oxide Coating
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 57-63 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: L1386A  ISSN: 0917-639X  CODEN: KKGIE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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強相関伝導系化合物において,高圧力が誘起する相臨界領域では秩序変数のゆらぎが顕著になり,僅かな外場の変化で相転移のような非常に大きい応答が得られるなど,有用な機能の発現も期待できる。筆者は,研究用原子炉JRR-3において,低温および10GPa程度までの高圧力下で単結晶中性子磁気回折実験を可能にするハイブリッドアンビル技術を開発し,本誌で報告した。現在,ハイブリッドアンビルを用いた高圧電気抵抗測定のための技術開発を行っている。本稿では,この技術開発において最も重要なガスケット絶縁技術の開発について報告する。本稿では,高圧力下で中性子回折との同時測定を目指した電気抵抗測定技術,特に,アルミニウム合金ガスケットの陽極酸化皮膜絶縁技術について紹介した。現時点では,この絶縁方法に100%の再現性がなく,3GPa以下でもガスケットが流れて下地のアルミが表面に現れ,ガスケットにショートする事もあるため,加圧条件の最適化を進めている。また,より硬質なA7075に皮膜処理することも検討している。ミタニライト処理では,アルミニウム合金だけでなくSUS等にも陽極酸化皮膜の形成が可能とのことなので,DAC領域の圧力下での電気抵抗測定にも応用できる可能性がある。
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引用文献 (8件):
  • [1] 長壁豊隆, 山内宏樹, 奥地拓生: 高圧力の科学と技術, 20, 72 (2010).
  • [2] H. Yamauchi, T. Osakabe, E. Matsuoka, H. Onodera: J. Phys. Soc. Jpn., 81, 034715 (2012).
  • [3] J. Gonzalez, J.M. Besson, G. Weill: Rev. Sci. Instrum., 57, 106 (1986).
  • [4] J. Thomasson, Y. Dumont, J.-C. Griveau, C. Ayache: Rev. Sci. Instrum., 68, 1514 (1997).
  • [5] 日本工業規格JISH8603「アルミニウム及びアルミニウム合金の硬質陽極酸化皮膜」
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