抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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観光土産の消費拡大のためには,観光土産として購買された商品の,その後の定期的な購買の喚起が必要であり,ITの発展により参入が容易になったオンラインショップは,観光土産として購買された特産品のリピート購買の有力な販路となる可能性を秘めている。一般にオンラインショップの消費者が購買する際の問題として知覚リスクが挙げられ,知覚リスクの低減が利用の促進に繋がると言われている。本稿では,観光土産のオンラインによるリピート購買にともなう知覚リスクを測定し,知覚リスク低減に関する消費者行動要因を明らかにすることで,リピート購買を促進するための新たな知見を得ることを目的とした。知覚リスクを7つの不安因子に分けて検討し,20~70歳代被験者2345名から有効な回答を得た。オンライン購買因子,情報収集因子,消費経験因子の高低の組み合わせによる3つのグループを挙げて,それぞれへの対応策を提示した。