文献

J-GLOBAL ID：201502203597817280   整理番号：15A0902963

ダイバータシミュレータTPD-SheetIVにおける分子イオンの分布にダイバータレッグ長が及ぼす影響

EFFECT OF THE DIVERTOR LEG LENGTH ON THE POPULATION OF MOLECULAR IONS IN THE DIVERTOR SIMULATOR TPD-SheetIV

著者 (5件)： MATSUURA Hiroto (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  KOBAYASHI Hiroaki (Tokai Univ., Kanagawa, JPN) ,  TANAKA Suguru (Tokai Univ., Kanagawa, JPN) ,  IIJIMA Takaaki (Tokai Univ., Kanagawa, JPN) ,  TONEGAWA Akira (Tokai Univ., Kanagawa, JPN)
資料名： Fusion Science and Technology  (Fusion Science and Technology)
巻： 68  号： 1  ページ： 76-80  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： A0310B  ISSN： 1536-1055  CODEN： FUSTE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ITER設計では,プラズマの非接触を促進し,広範囲の熱流束を処理するためにV字型のターゲットプレートを採用している。このような長レッグダイバータとも呼ばれる先進的ダイバータ方式を最適化するには,荷電粒子と中性粒子の挙動に関する詳細な情報が不可欠である。TPD-SheetI装置において,長レッグダイバータ配位に関するシミュレーション実験を実施し,非接触ダイバータプラズマ中の分子状水素イオン形成過程を観測した。また,DEGAS2コードで用いるシミュレーション配位を改良し,レッグ長が中性粒子の輸送に及ぼす影響を解析できるようにした。単純なイオンバランス方程式,およびそれで解析したイオン密度比について述べる。これらのデータを基に,レッグ長が長いダイバータではダイバータ領域の分子状イオン密度が増大し,分子が関与する再結合が促進されることが判明した。

シソーラス用語： *ダイバータ ,  *イオン ,  *再結合 ,  プラズマシミュレーション ,  計算機シミュレーション ,  非接触プラズマ ,  *分子イオン ,  *ダイバータプラズマシミュレータ ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *ダイバータシミュレータ

分類 (3件)： 核融合装置  (BJ02083Z) ,  プラズマ装置  (BJ02082I) ,  固体-プラズマ相互作用  (BJ02033W)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイバータシミュレータ ,  TPD ,  分子イオン ,  分布