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J-GLOBAL ID:201502203635950194   整理番号:15A1244662

トマトおよびバナナ作物におけるChrysodeixis chalcites(鱗翅類ヤガ科)の防除のためにアルファバキュロウイルスを用いた生物的殺虫剤の効果

Efficacy of an alphabaculovirus-based biological insecticide for control of Chrysodeixis chalcites (Lepidoptera: Noctuidae) on tomato and banana crops
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号: 12  ページ: 1623-1630  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。Chrysodeixis chalcites(Esper)は地中海地域諸国におけるトマトの主な害虫であり,カナリアス諸島(スペイン)のバナナに被害を及ぼす。C.chalcites一匹の核多角体ウイルス(ChchSNPV-TF1)の効果について,トマトとバナナの植物体を用いてそれぞれ植物成育室および温室で調べた。処理は圧縮空気噴霧器を用いて行なった。結果。2×106~5×107/Lのウイルス封入体(OBs)で処理したトマト植物体を2日間摂食させた2齢幼虫の平均(±SE)致死感染率は77±10~94±3%であり,7日後の感染率は100%にまで上昇した。1×108~1×109OBs/Lで処理したバナナからさまざまな間隔で採集した幼虫の致死率は54±10~96±4%であったが,インドキサカルブ(Steward30%WG)とBacillus thuringiensis var.kurstaki(Biobit 16%WP)との処理による致死率は22±6~32±5%であった。すべての処理では,無処理の対照と比較して植物の落葉を有意に軽減した。1×109OBs/Lでの処理は,薬剤あるはB.thuringiensisとの処理よりも3~4倍高かった。幼虫の致死感染はバナナ植物体を摂食した時よりトマトの方が速かったが,この違いは摂食の60分以降には消失した。結論。本結果は,カナリアス諸島とヨーロッパにおけるChchSNPV-TF1の生物殺虫剤としての登録に有用であることを示している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  生物的防除 
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