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J-GLOBAL ID：201502203649599481   整理番号：15A0998622

超音波法によるコンクリートの圧縮強度推定に関する研究

STUDY ON ESTIMATION FOR COMPRESSIVE STRENGTH OF CONCRETE BY ULTRASONIC METHOD

著者 (4件)： 渡邉悟士 (大成建設 技術セ) ,  菱川量巳 (環境総合テクノス) ,  薗田敏 (関西電力) ,  並木哲 (大成建設 技術セ)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 715  ページ： 1375-1383  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超音波の縦波伝搬速度測定によるコンクリートの強度推定について,削孔内に探触子を挿入することでコンクリート内部の伝搬速度を測定する方法を提案し,その測定精度の検証を行い,新たな強度推定方法について検討した。その結果,以下の知見を得た。1)透過法による伝搬速度の測定では,提案法用に開発した探触子を用いた場合でも,市販機器の場合と同等の結果が得られる。2)表面走査法による測定結果は乾燥状態の影響を大きく受けることが改めて確認できた。3)提案法による伝搬速度の測定結果は,表層部が乾燥の影響を大きく受けている供試体で,透過法による測定結果よりも大きい傾向にあった。4)提案法による伝搬速度の測定結果は,測定間距離100mmでは小さい値となる傾向が多く見られた。5)粗骨材種類ごとに見ると,伝搬速度と圧縮強度の間には高い相関関係が見られた。6)伝搬速度をもとにコンクリートの静弾性係数を推定し,それをもとに圧縮強度を推定する方法を提案した。

シソーラス用語： *コンクリート ,  *超音波検査 ,  超音波 ,  音波伝搬 ,  速度 ,  *圧縮強さ ,  探触子 ,  測定精度 ,  超音波透過法 ,  粗骨材 ,  弾性係数
準シソーラス用語： 静弾性係数 ,  伝搬速度 ,  表面走査法

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 超音波 ,  コンクリート ,  圧縮強度 ,  推定 ,  研究