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J-GLOBAL ID：201502203668752800   整理番号：15A1372424

中性子反射光学素子の開発とその応用

Development of neutron reflective optical device and its application

著者 (1件)： 日野正裕 (京大 原子炉実験所)
資料名： 放射線  (Ionizing Radiation)
巻： 41  号： 1  ページ： 27-33  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： S0997A  ISSN： 0285-3604  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子利用の圧倒的多数は物質研究のためである。物質研究に用いられる中性子は熱中性子,冷中性子(meV),超冷中性子(neV)などである。波長が60nm程度の超冷中性子は金属のボトルに貯蔵でき,中性子寿命の精密測定等,様々な精密実験に用いられる。本稿では,J-PARC/MLF(物質・生命科学実験施設)のBL06ビームラインを紹介し,今後の集光ミラーの開発を展望した。加速器を用いた核破砕パルス中性子源では高エネルギーの中性子が発生する。BL06では中性子共鳴スピンエコー装置群の建設が進んでいる。中性子スーパーミラーの性能は一般に「実効臨界角」と「立上り反射率」で評価される。中性子反射率の測定結果を示した。

シソーラス用語： *中性子反射 ,  光学素子 ,  スピンエコー ,  ビームライン ,  研究施設 ,  *中性子ビーム ,  反射率 ,  *中性子反射体
準シソーラス用語： J-PARC ,  中性子ガイド ,  中性子スーパーミラー ,  中性子スピンエコー ,  中性子反射率

分類 (1件)： その他の粒子光学  (BD02080I)

引用文献 (21件)：

• H.Abele, Prog. Part. Nucl. Phys. 60 (2008) 1.
• V. Nesvizhevsky, et al., Nature 415 (2002) 297.
• G.Ichikawa, et al., Phys.Rev.Lett. 112(2014) 071101.
• http://europeanspallationsource.se/
• F. Mezei, Comm. Phys., 1(1976)81.

タイトルに関連する用語 (4件)： 中性子反射 ,  光学素子 ,  開発 ,  応用