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J-GLOBAL ID：201502203696540800   整理番号：15A1107112

酸素欠損ペロブスカイト型SrTiO₃における磁気の機械的制御

Mechanical control of magnetism in oxygen deficient perovskite SrTiO₃

著者 (5件)： ZHANG Yajun (Dep. of Engineering Mechanics, School of Aeronautics and Astronautics, Zhejiang Univ., Hangzhou 310027, China. ...) ,  WANG Jie ,  SAHOO MPK ,  SHIMADA Takahiro ,  KITAMURA Takayuki
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 40  ページ： 27136-27144  発行年： 2015年10月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペロブスカイト型酸化物における磁気の機械的制御は,スピントロニクスにおける重要かつ有望なアプローチである。第1原理計算に基づいて,負圧は,酸素空孔をもつ欠損SrTiO₃における磁気モーメントの大きな増強をもたらすが,正圧は磁気の緩やかな消失をもたらすことを実証した。スピン電荷密度,Bader電荷分析,電子状態密度は,磁気の増強および消失の起源と基礎となる物理を解明した。Ti原子の3d軌道におけるd_z,d_yz,d_zxの分割電子状態が,負圧下での多数スピン状態の占有に著しく寄与して,大きな磁気モーメントを誘導することが判明した。しかし,正圧下では,多数または少数のt_2gおよびe_g状態の同等の占有率は,磁化の消失をもたらす。また,負および正の圧力は,空孔形成エンタルピーを大きく低下して,酸素空孔が圧力に好適であることを示唆した。この知見は,非磁性ペロブスカイト型酸化物の磁化の圧力制御を実現する機構を提供することができる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *チタン酸ストロンチウム ,  *ペロブスカイト型結晶 ,  *磁気 ,  点欠陥 ,  スピントロニクス ,  計算 ,  空格子点 ,  磁気モーメント ,  電荷分布 ,  密度 ,  密度汎関数法 ,  状態密度 ,  エンタルピー
準シソーラス用語： Bader理論 ,  ペロブスカイト型構造 ,  酸素空孔 ,  *酸素欠損 ,  第一原理計算 ,  電荷密度 ,  電子状態密度

分類 (2件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸素欠損 ,  ペロブスカイト ,  磁気