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J-GLOBAL ID:201502203696779349   整理番号:15A0736390

脂質吸収及び蓄積に対するヒドロキシル化シンナモイルエステル類の阻害作用

Inhibitory effects of hydroxylated cinnamoyl esters on lipid absorption and accumulation
著者 (11件):
資料名:
巻: 23  号: 13  ページ: 3788-3795  発行年: 2015年07月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肥満は,例えば糖尿病,高血圧,高脂血症及び癌のような幾つかの生活習慣病と関連するリスク要因である。カフェイン酸1-フェニルエチルエステル(CAPE,1)は各種の植物及びプロポリスで見出される天然に生じる化合物で,抗炎症,免疫調節及び細胞毒性活性を示し,脂肪細胞への3T3-L1細胞の分化を阻害する。生活習慣病を調節する著者らの努力の一部として,著者らは1の類似物質を合成し,膵臓のリパーゼ活性,脂質吸収及び3T3-L1分化に対するそれらの作用を調べた。著者らは,カテコール類1-4がin vitroで膵臓リパーゼを用量依存様式で阻害活性を示すことを見出した。化合物1-3が,それぞれ1つのヒドロキシル基をもつ5,6,8及び9よりも,より強い膵臓リパーゼ阻害剤であることを証明された。化合物7は3つの芳香族ヒドロキシル基をもち,他の化合物よりもより大きなリパーゼ阻害活性を保持した。更に,7及び3はとうもろこし油を経口で与えたマウスにおいて血液トリグリセリド(TG)の上昇を著明に抑制した。さらに2と3は,1よりも3T3-L1分化(脂質蓄積)をより強く防止し,一方7はこれらのアッセイにおいて3,8及び9よりもより強力であった。化合物2,3及び7は脂質吸収と蓄積を阻害し,新しい化合物7が最も強力であった。これらの結果は,7が抗肥満性質をもつ健康薬剤としての潜在的利点を持つであろうことを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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その他の代謝作用薬の基礎研究  ,  酵素一般  ,  細胞生理一般  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 
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