文献
J-GLOBAL ID:201502203702948450   整理番号:15A1349991

東シナ海の堆積物の元素比による冬季モンスーン強度の復元

Reconstruction of winter monsoon strength by elemental ratio of sediments in the East China Sea
著者 (6件):
資料名:
巻: 114  号: P3  ページ: 467-475  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東アジア冬季モンスーン(EAWM)は北半球高緯度から中・低緯度へ寒気を運搬する。そのため,その変動型とメカニズムに関する研究は,高緯度と低緯度の相互作用に関する更なる知識を得るために欠かせない。海成堆積物の粒度と有孔虫のδ18Oや中国レスの元素比の様な指標が,EAWM強度の復元のために使用されてきた。しかし,EAWMのより高精度の復元は,気候システムのメカニズムの理解と気候変化の予測のために更に必要である。本研究では,元素分析法で復元した後期完新世のEAWM強度の高解像度時系列を示した。東シナ海陸棚の堆積物コアにおいて,環境感度成分である元素濃度・元素比・平均粒度(MGS)の比較は,EAWM強度の復元にK/Ti比が適切な指標であることを示す。K/Ti比は,EAWMの影響がある他地域での海面水温とEAWM強度の指標と類似した傾向を示す。ローマ時代の温暖期・中世の温暖期・小氷期の様な温暖期と寒冷期を復元結果で確認した。総太陽放射照度異常(ΔTSI)とK/Ti比は,過去2千年に同様の傾向を示し,頻度スペクトル分析はΔTSIとK/Tiの時系列において類似した周期性を示す。太陽放射照度が百年の時間スケールでEASMに重要な影響を及ぼすことを確証する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第四紀  ,  岩石圏の地球化学一般 

前のページに戻る