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J-GLOBAL ID:201502203760442320   整理番号:15A1390469

栃木県高原山尚仁沢のイヌブナ・ブナ天然林における4年間のブナハバチ被害の発生状況

著者 (5件):
資料名:
号: 50  ページ: 79-83 (WEB ONLY)  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: U0671A  ISSN: 0286-8733  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブナおよびイヌブナの葉を被食するブナハバチはブナおよびイヌブナ林に深刻な被害をもたらしている。高原山(栃木県)では,2007年,全失葉したイヌブナが目立った。本研究は栃木県塩谷町尚仁沢におけるブナハバチの2010~2013年の被害を明らかにするため行われた。調査はイヌブナ優先のプロットp1(50×50m)およびブナ・イヌブナ優先のプロットp2(1haの方形)で行われた。両プロットについて被害は2010,2011,2013年に確認されたが,2012年には見いだされなかった。被害は全体的に2010から2012にかけて減少し,翌年にに再び増加した。ブナの被害度は2010~2011年に横ばいで,2013年に最も高かった。イヌブナの被害度は2010年に最も高かった。被害は2012年に一度終息したが,2013年に再び増加した。p2のブナ,イヌブナの被害度は樹幹径が大きいほどが大きくなる傾向があった。幹径は樹齢,葉量,樹高と関係していると考えられる。今後これらがブナハバチに与える影響を明らかにする必要がある。樹種による被害度の相異は展葉フェノロジーが関連していると思われる。
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  森林保育 

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