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J-GLOBAL ID：201502203993456975   整理番号：15A1224986

4種類の超塩基イオン液体へのCO₂の付加 DFT研究

The addition of CO₂ to four superbase ionic liquids: a DFT study

著者 (6件)： MERCY Maxime (Dep. of Chemistry, Univ. Coll. London, 20 Gordon Street, London WC1H 0AJ, UK. [e-mail]) ,  REBECCA TAYLOR S. F. ,  JACQUEMIN Johan ,  HARDACRE Christopher ,  BELL Robert G. ,  DE LEEUW Nora H.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 43  ページ： 28674-28682  発行年： 2015年11月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4種類の超塩基イオン液体[P₃₃₃₃][Benzim],[P₃₃₃₃][124Triz],[P₃₃₃₃][123Triz]および[P₃₃₃₃][Bentriz]への二酸化炭素の付加をアニオンだけおよび個々のイオン対を含む分子DFT手法を用いて調べた。個々のイオン対内の分子間結合は複数の弱い水素結合を特徴とし,超塩基アニオンは複素環N原子とカチオンとの間の相互作用を最大にするように幾何学的に配置されていた。対形成エネルギーは観測されたCO₂吸着容量との相関を示さなかった。アニオン単独へのCO₂の付加は明らかに共有結合したカルバメート官能基を生成する結果となり,結合の強度は実験容量と相関していた。しかし,イオン対においてカチオンは全体としての凝集エネルギーが低下するように結合の性質を著しく変えた。強いカルバメート官能基の形成はアニオンとカチオンとの間の相互作用の低下と引換えに起った。[123Triz]^-および[Bentriz]^-を含むもっと弱く吸収するイオン対においてはカルバメート官能化系はCO₂がもっと弱く結合している付加体にエネルギーが非常に近く,化学吸着CO₂と物理吸着CO₂との間の平衡を示唆した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *塩基 ,  *二酸化炭素 ,  *吸着 ,  密度汎関数法 ,  ホスホニウム ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  カルバミド酸エステル
準シソーラス用語： カルバマート ,  超塩基

分類 (2件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  イミダゾール  (CF07083X)

物質索引 (4件)： テトラプロピルホスホニウム・1H-ベンゾイミダゾール-1-イド ,  テトラプロピルホスホニウム・1H-1,2,4-トリアゾール-1-イド ,  テトラプロピルホスホニウム・1H-1,2,3-トリアゾール-1-イド ,  テトラプロピルホスホニウム・1H-ベンゾトリアゾール-1-イド

タイトルに関連する用語 (5件)： 超塩基 ,  イオン液体 ,  CO2 ,  DFT ,  研究