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J-GLOBAL ID：201502204002470483   整理番号：15A0880305

損失性遅波構造の3次元有限要素固有値解析のための逆型マルチフロンタルブロック不完全LU前処理

An Inverse-Based Multifrontal Block Incomplete LU Preconditioner for the 3-D Finite-Element Eigenvalue Analysis of Lossy Slow-Wave Structures

著者 (4件)： WANG Hao (Univ. Electronic Sci. and Technol. China, Chengdu, CHN) ,  XU Li (Univ. Electronic Sci. and Technol. China, Chengdu, CHN) ,  LI Jian-Qing (Univ. Electronic Sci. and Technol. China, Chengdu, CHN) ,  LI Bin (Univ. Electronic Sci. and Technol. China, Chengdu, CHN)
資料名： IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques  (IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques)
巻： 63  号： 7  ページ： 2094-2106  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0229A  ISSN： 0018-9480  CODEN： IETMAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 進行波管(TWT)の遅波構造(SWS)はTWTのRF性能を決定する。SWSの分散特性や結合インピーダンス,減衰のようなコールド特性パラメータを決定するために有限要素(FE)法が使われる。SWSは周期構造のため,周期構造の固有値解析が必要である。SWSの3次元FE固有値解析から生じる大規模複素非対称線形システムを解くために新しい前処理を提案した。非線形一般化固有値問題の解法を避けるために周波数特定固有モード解析(FSEA)を採用した。FSEAをさらに高速で効率よく解析する際に生じる大規模悪条件複素非対称線形システムを解くため,また損失性SWSのコールド特性パラメータを速く得るために新しいマルチフロンタルブロック不完全LU(MFBILU)前処理を提案した。さらにMFBILUの演算性能とメモリ要求を改善するために2つの方法,アップデート行列フリーマルチフロンタル(UMFMF)と適応スーパブロック不完全分解フレームワーク(ASBIF)を提案した。また,MFBILU前処理に逆型ドロッピング法を導入し演算速度を向上した。さらに,MFBILU前処理とUMFMF,ASBIF,逆型ドロッピング法を組み合わせて新しい逆型マルチフロントブロック不完全LU(ib-MFBILU)を得ることができた。数値計算の結果,ib-MFBILU前処理が高効率な演算とメモリ軽減の性能を持つことを確認した。

シソーラス用語： 有限要素法 ,  構造特性 ,  *遅波回路 ,  解析 ,  *LU分解 ,  *前処理 ,  *進行波管 ,  周期構造
準シソーラス用語： 固有値解析 ,  遅波構造

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  電子管,放電管  (NC02020D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 損失 ,  遅波構造 ,  3次元 ,  有限要素 ,  固有値解析 ,  型 ,  Lu ,  前処理