文献
J-GLOBAL ID:201502204029100211   整理番号:15A1267971

保存されたアポトーシス調節因子,マウスBcl-2関連X蛋白質(mouse Bax)を用いた導入遺伝子によるBombyx moriの特異的細胞死誘導システムの設立

Establishment of a specific cell death induction system in Bombyx mori by a transgene with the conserved apoptotic regulator, mouse Bcl-2-associated X protein (mouse Bax)
著者 (8件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 671-680  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
特定組織の機能と重要性を調べる上で,in vivoアポトーシスの誘導は有益なツールである。B細胞白血病/リンパ腫2関連X蛋白質(Bax)はアポトーシス促進因子として機能し,いくつかの生物でアポトーシスを誘導する。 Bax媒介アポトーシスシステムが線虫(Caenorhabditis elegans)からヒトまで広く保存される。家蚕Bombyx moriの組織特異的細胞死システムを確立する目的で, 本研究では特定組織におけるマウスBax(mBax)をGal4上流活性化配列システムにより過剰発現したトランスジェニックカイコを構築した。本研究ではmBax発現は絹糸腺,脂肪体及び感覚細胞で特異的な細胞死を誘導することが分かった。ゲノムDNA断片化はmBaxを発現した脂肪体で観察され,従ってこの組織におけるアポトーシス細胞死を裏付けた。本研究ではこのシステムを用いて感覚細胞内の特定細胞死により性フェロモンボンビコールに対する応答が減衰することも証明した。これらの研究結果はin vivo組織特異的細胞死システムを確立することに成功したことを示し,特定組織内の特異的欠陥を作ることを可能とした。誘導性細胞死システムはカイコの産業応用にとって有用な手段を提供し,他の生物種に対しても利用可能である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  遺伝子操作 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る