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J-GLOBAL ID：201502204125808500   整理番号：15A0405691

首都圏強震動総合ネットワークSK-netにおけるデータ収集の現状

著者 (2件)： 鷹野澄 (東大 地震研 地震火山情報セ) ,  上原美貴 (東大 地震研 地震火山情報セ)
資料名： 東京大学地震研究所技術研究報告  (東京大学地震研究所技術報告)
号： 20  ページ： 1-10  発行年： 2015年03月05日 
JST資料番号： L3177A  ISSN： 1342-6486  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 首都圏における強震動シミュレーション研究を推進するためのデータ収集を目的として,1999年より首都圏強震動総合ネットワーク(SK-net)をスタートさせた。当初,首都圏4都県から始めた観測網は,2002年以降の大大特プロジェクトにより,周辺4県を含めて関東一円に拡がった。現在の登録観測点数は972点に達している。震度1以上の有感地震が報告された時,各観測点で記録されたデータが自動的に集められ,フォーマットを統一してデータベースに保存される。データサーバには,K-net,KiK-netのデータも収集され,加速度,速度,変位の波形とSI値などの数値データが登録され,さらに,応答スペクトル図までが自動作成される。収集データは,登録ユーザ間で閲覧可能となる。高密度の強震動観測データは,地下構造モデルの精密化やシミュレーションの高度化などの研究の高度化に寄与し得る。

シソーラス用語： 都市圏 ,  *地震動 ,  シミュレーション ,  形式 ,  データベース ,  観測網 ,  地下構造 ,  *地震観測
準シソーラス用語： KiK-net ,  K-NET ,  フォーマット ,  *強震動 ,  *首都圏

分類 (1件)： 地震学一般  (DC03020A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 首都圏 ,  強震動 ,  総合 ,  データ収集 ,  現状