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J-GLOBAL ID：201502204128163632   整理番号：15A0925841

microRNAコントロール遺伝子表現作用及びそれが病原微生物の病原性に対する影響

著者 (4件)： LI Xiaoyu (浙江中医薬大学生命科学学院微生物学与免疫学教研室, 杭州) ,  CHENG Dongqing (浙江中医薬大学生命科学学院微生物学与免疫学教研室, 杭州) ,  SUN Aihua (浙江医学高等専科学校) ,  YAN Jie (浙江大学医学院病原生物学系)
資料名： Zhonghua Weishengwuxue he Mianyixue Zazhi  (Zhonghua Weishengwuxue he Mianyixue Zazhi)
巻： 32  号： 1  ページ： 91-94  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2322A  ISSN： 0254-5101  CODEN： ZWMZDP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 微小RNA(microRNA又はmiRNA)は、近年来に新しく発現される小RNA分子であり、1993年にLee等が、クラシックなポジショナルクローニング法を利用し、線虫(Celegans)体内で初めのmicroRNA(Lin-4)を発現した以来、今までに約16 772のmicroRNA(miRBaseデータベース17版、http://microrna.sanger.ac.uk/sequences)を発現し、目前既知の最大遺伝子表現コントロール家族と成った。microRNAは脊椎動物、ショウジョウバエ、線虫、植物、細菌、更に病毒に広く存在し、進化上で保守性を持ち、しかし序列、構造、表現及び機能上では多様性を持っている。microRNAの主な機能は、生物体内の源遺伝子表現を調整し、それで遺伝子活動コントロールネットワークにおいて重要な役割を果たして、生物体の正常成長及び発育のコントロールに参与するほかに、多くの病理過程と緊密な関係を持っている。近年来の研究から次のことが明らかにした:各生物体は約1%~5%のコード遺伝子、人間は約30%のコード遺伝子がmicroRNAによってコントロールされ、1つのmicroRNAは、数百の標的遺伝子をコントロールでき、1つの遺伝子も複数のmicroRNAによりコントロールされ、複雑なコントロールネットワーク([1])を形成できる。目前、遺伝子の表現は主に転写因子にコントロールされ、microRNAは標的遺伝子の表現に対し微調整又は精細コントロール([2])を行うことを思われる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 転写因子 ,  生物進化 ,  *遺伝子 ,  線虫類 ,  *RNA【核酸】 ,  *病原性 ,  ショウジョウバエ ,  脊椎動物
準シソーラス用語： 標的遺伝子 ,  病理過程 ,  ポジショナルクローニング ,  低分子RNA ,  マイクロRNA ,  病原微生物 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  微生物学・ウイルス学一般  (EG01000D)

タイトルに関連する用語 (6件)： microRNA ,  コントロール ,  遺伝子 ,  表現 ,  病原微生物 ,  病原性