文献
J-GLOBAL ID:201502204149214601   整理番号:15A0922844

銀ナノ粒子官能化ポリメタクリレートモノリスキャピラリーを基にした新規なSERS基質及び農薬の痕跡定量へのその応用

A new SERS substrate based on silver nanoparticle functionalized polymethacrylate monoliths in a capillary, and it application to the trace determination of pesticides
著者 (8件):
資料名:
巻: 182  号: 9-10  ページ: 1775-1782  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: D0076A  ISSN: 0026-3672  CODEN: MIACAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストリア (AUT)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
表面増強ラマン散乱(SERS)のための,簡易,高感度及び実用的な基質を開発した。これは,グリシジルメタクリラート-co-エチレンジメタクリラートモノリスキャピラリーの表面を銀ナノ粒子で修飾して得たカラム物質からなる。この新規なSERSカラム基質を,4-メルカプトピリジン(4-Mpy)及びローダミン6G(R6G)の定量に用い,検出限界はそれぞれ,100及び10pMと低かった。計算した反応係数は,約1.2×108であった。これは,従来のコロイド基質よりかなり向上している。この新基質を農薬のホスメットの残渣の定量に適用し,検出限界は3μgL-1であり,3~1000μgL-1の濃度範囲で線形応答であった(R2=0.995)。さらに,りんご及びオレンジの0.2mgKg-1のホスメット,茶葉の0.5mgKg-1のホスメットを,このカラムを用いた簡易な抽出方法でSERSにより検出できた。上記LODは,中国の国家規格により規定した許容レベルより十分下である。この簡易な方法は,非常に効果的,高感度,及び手頃であり,現場での適用に好適なSERSを基にした痕跡検出,特に農薬の定量に導入できる。Copyright 2015 Springer-Verlag Wien Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の物理分析  ,  分析機器  ,  農薬 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る