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J-GLOBAL ID：201502204245871788   整理番号：15A1311485

浸透流による礫浜のバーム高と前浜勾配の低減効果

REDUCTION IN BERM HEIGHT AND FORESHORE SLOPE DUE TO SEAPAGE FLOW UNDER GRAVEL BEACH

著者 (7件)： 宇多高明 (一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室兼日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  石川仁憲 (一般財団法人土木研究センター河川・海岸研究部) ,  野志保仁 (日本大学 理工学部海洋建築工学科) ,  芹沢真澄 (海岸研究室(有)) ,  石野巧 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  鈴木悟 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  岡本光永 (静岡県沼津土木事務所工事第1課)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.619-I.624 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 外海・外洋に面した砂礫海岸における放水路の吐口ではしばしば閉塞が起こり,治水上の問題が生じる.本研究では,礫浜のバーム背後に設置され,閉塞が起こらずに有効に機能している放水路の排水メカニズムについて現地調査と移動床模型実験により調べた.これにより,礫浜を浸透して流れる吐口からの浸透流量が大きいほど前浜勾配とバーム高が低下し,放水路吐口からの排水が容易になることを見出した.さらに,実験で得られた地形変化が等深線変化モデルにより再現できることを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： 放水路 ,  出入口 ,  現地調査 ,  模型試験 ,  移動床 ,  機構 ,  排水 ,  *海岸 ,  *礫 ,  静岡県 ,  浸透流 ,  変化 ,  海浜 ,  地形発達
準シソーラス用語： *バーム ,  移動床模型実験 ,  砂礫 ,  *砂礫海岸 ,  新中川放水路 ,  地形変化 ,  吐口 ,  排水メカニズム ,  礫浜

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (4件)：

• 1) 柴崎誠,宇多高明,芹沢真澄,小林昭男,前田友司:ビーチカスプの形成・維持機構,海岸工学論文集,第52巻,pp. 416-420,2005.
• 2) 芹沢真澄,宇多高明,三波俊郎,古池鋼,熊田貴之:海浜縦断形の安定化機構を組み込んだ等深線変化モデル,海岸工学論文集,第49巻,pp. 496-500,2002.
• 3) 堀川清司,砂村継夫,近藤浩右:波による二次元海浜変形に関する実験的研究,第21回海岸工学講演会論文集,pp. 193-199,1974.
• 4) 宇多高明,河野茂樹:海浜変形予測のための等深線変化モデルの開発, 土木学会論文集, No. 539/II-35, pp. 121-139, 1996.

タイトルに関連する用語 (4件)： 浸透流 ,  礫 ,  浜 ,  低減効果