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J-GLOBAL ID：201502204255260078   整理番号：15A1097541

無機顔料を含有する共押出しポリプロピレンベース複合物の耐候性

Weathering properties of coextruded polypropylene-based composites containing inorganic pigments

著者 (3件)： BUTYLINA Svetlana (Fibre Composite Lab., Lappeenranta Univ. of Technol., P.O. Box 20, 53850 Lappeenranta, FIN) ,  MARTIKKA Ossi (Fibre Composite Lab., Lappeenranta Univ. of Technol., P.O. Box 20, 53850 Lappeenranta, FIN) ,  KAERKI Timo (Fibre Composite Lab., Lappeenranta Univ. of Technol., P.O. Box 20, 53850 Lappeenranta, FIN)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 120  ページ： 10-16  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は顔料を含有する共押出しポリプロピレンベース複合物の耐候性に関するものである。3種の顔料(酸化鉄,二酸化チタン及び酸化亜鉛)を複合物のシェル層に導入した。表面の色,表面光沢及び引張特性を試験した。加えて外気にさらした表面を走査型電子顕微鏡(SEM)とFourier変換赤外分光法(FTIR)によって研究した。無機顔料を含有する複合物の表面は参照複合物に比べて500時間の外気暴露後の亀裂の数が少なかった。試験の結果によると,酸化チタン顔料を含有する複合物は他の顔料を含有するものよりも色の安定性に優れていた。外気暴露における高い色彩安定性とは異なって,酸化チタン含有複合物の引張特性(強度,Young率及び破断点伸び)は暴露によって低下した。FTIR分析によると酸化亜鉛含有複合物はポリプロピレンの光分解に対して安定化効果を有し,これは機械的試験の結果と良い相関があった。よってこの複合物は外気暴露後も機械的特性を保持するものと言える。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *共押出 ,  *無機顔料 ,  酸化鉄 ,  酸化チタン ,  酸化亜鉛 ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  *耐候性 ,  表面性状 ,  色相 ,  光沢 ,  *機械的性質 ,  特性 ,  紫外線照射 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  Young率 ,  光分解 ,  安定性 ,  加速試験
準シソーラス用語： 二酸化チタン ,  *引張特性 ,  破断伸び率

分類 (3件)： 押出成形  (YH04040N) ,  酸化防止剤,安定剤  (YH05040U) ,  抵抗性  (YH02050K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 無機顔料 ,  共押出し ,  ポリプロピレン ,  複合物 ,  耐候性