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J-GLOBAL ID:201502204255723329   整理番号:15A0845541

新しいタンタルアルカリゲルマン酸塩ガラスの熱的,構造的及び結晶化特性

Thermal, Structural, and Crystallization Properties of New Tantalum Alkali-Germanate Glasses
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 2086-2093  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: C0253A  ISSN: 0002-7820  CODEN: JACTAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,3元系GeO2-K2O-Ta2O5の新たなガラス組成物を調製した。出発混合物を完全な溶融物とするため酸化カリウムを添加し,2つの組成系列について調べた。第1系はK2Oモル量が10%で一定の3元系(90-x)GeO2-10K2O-xTa2O5,第2系はK2OとTa2O5モル量が同じ3元系(100-2x)GeO2-xK2O-xTa2O5。均質で透明なガラスがx=0~20で得られた。x=25の試料のX線回折分析から,第1系には斜方晶Ta2O5が,第2系にはK3.8Ge3Nb5O20.4の等構造が同定され,Ta5+イオンがNb5+サイトに挿入されたと考えられた。これら材料による目的の一つはTa2O5ナノ結晶を含むガラスセラミックスの調製と関連し,更なる特性評価のため第1系を選定した。Ta2O5量の増加によるガラス転移温度の増加だけでなく,x=0から10へ熱安定性が向上するのが示差走査熱量測定で同定された。より高い量では,結晶化が認められた。フーリエ変換赤外とRaman分光特性評価から,ガラス質網目中でTa2O5の中間的挙動が指摘され,より高いTa2O5量ではTaO6クラスタが同定され,TaO6八面体がゲルマン酸塩網目内部に挿入された。Ta量が高くて(x=15と20)熱処理した試料はナノメートルサイズの斜方晶系Ta2O5を優先的に析出し,光学用途のための透明なガラスセラミックスを得る可能性を示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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ガラスの製造  ,  その他の非晶質の構造  ,  酸化物の結晶成長 
タイトルに関連する用語 (5件):
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