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J-GLOBAL ID:201502204264795641   整理番号:15A0589785

ゲノム編集による生殖系列でのミトコンドリア変異の選択的除去

Selective Elimination of Mitochondrial Mutations in the Germline by Genome Editing
著者 (28件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 459-469  発行年: 2015年04月23日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア疾患は,mtDNAでの突然変異が原因となった母系遺伝性遺伝子疾患のグループを含む。これら患者のほとんどにおいて変異mtDNAが野生型mtDNAと共存しており,この状態はmtDNAヘテロプラスミーとして知られている。本稿で著者らは,変異mtDNAの選択的除去を介してmtDNAヘテロプラスミーシフトを誘導することによるミトコンドリア疾患の生殖系列伝播の予防に向けての戦略を報告する。このコンセプトの証明として著者らは,BALB系統とNZB系統の2つのmtDNAハプロタイプを有するNZB/BALBヘテロプラスミーマウスの利点を生かし,ミトコンドリア標的化制限エンドヌクレアーゼまたはTALENsのいずれかを用いてそれらの生殖系列伝播を妨げた。加えて著者らは,ミトコンドリア標的化TALEN(mito-TALENs)を用いることで,哺乳類卵母細胞においてLeber遺伝性視神経症(LHOND),およびneurogenic muscle weakness,ataxia,and retinitis pigmentosa(NARP)の原因であるヒト変異mtDNAレベルを良好に減少させた。著者らのアプローチは,mtDNAでの変異が原因となったヒトミトコンドリア疾患の世代間伝播を予防するための有効な治療法を呈示する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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先天性疾患・奇形一般  ,  遺伝的変異  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (4件):
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