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J-GLOBAL ID:201502204267082360   整理番号:15A0648334

Landsat-ETM+の熱赤外線データを用いた山岳氷河の表面温度の推測:中国Qiyi氷河の事例研究

Estimating mountain glacier surface temperatures from Landsat-ETM+ thermal infrared data: A case study of Qiyi glacier, China
著者 (7件):
資料名:
巻: 163  ページ: 286-295  発行年: 2015年06月15日 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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山岳氷河の地表温度は,氷河表面における熱収支の正反射であり,融蝕の度合いを制御する。よって,地表温度に関する理解は,山岳氷河の発達に関するシミュレーションや,気候変動に対する氷河の応答に関する理解において,必要不可欠である。in situの観測から,発散角度が75°の場合,天底角と対応して,裸氷におけるλ=12.5μmでの放射率変化は,0.24であることが示されている。しかし,山岳氷河表面温度のリモートセンシング回収の研究では,一般的に,地形(すなわち,発散角度)を考慮しておらず,山岳氷河での地表気候の観測によるリモートセンシング手法の検証が,欠如している。本研究では,ETM+マルチスペクトルデータセットと,MOD05よりリサンプルした水蒸気量を用いて,氷雪の放射率モデルと組み合わせ,発散角度を考慮する(Hori et al.,2013)とともに,Jimenez-Munoz et al.(2009)が開発した,単一チャネルアルゴリズムを用いて,2012年7月から2013年9月における,中国のQiyi氷河を対象に,リモートセンシングによって回収された地表温度分布の計算を行った。リモートセンシングによって回収された温度は,異なる高度の氷河に位置する,二つの自動気象観測所によって観測された,地表温度の10分平均観測値を用いて検証した。その結果,二つの観測所において,良好な一致がみられ,平均偏差は0.96K,平均二乗誤差は1.5Kとなった。夏季における,周辺地域からの熱発光線の影響から,氷河の舌端や縁において回収された温度に関連するエラーが,1.5Kを超えていることが示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
リモートセンシング一般  ,  雪氷学 

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