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J-GLOBAL ID:201502204272234307   整理番号:15A0959203

高エネルギー粉砕装置を用いたフッ素雲母のアスペクト比の減少

Reduction of aspect ratio of fluoromica using high-energy milling
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  ページ: 315-320  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ここ十数年において,天然及び人工の層状粘土鉱物がレオロジー調節剤,ポリマーへの機能性添加物,被覆物,化粧品,医療用具構成要素などを含めた多くの応用例に使用されている。機能の最適化に資するため,また生体影響の研究のため,アスペクト比が調整された同じ化学組成を持った明確に定義されたナノサイズの粘土粒子の系統を検討することが最も好都合なことである。現在まで,粉砕された物質の以前の研究は,先進の微細技法による解析に限定され,同様に材料を処理することの影響について,実験室スケールに対する試験/商業スケールの間でも相関させていなかった。本研究では,半合成のNa+フッ素雲母を複数の機器構成の実験室スケール及び商業スケールの粉砕装置を用いた高エネルギーミリングに晒し,遠心分離機を用いて粒径画分に分離した。これらの画分は,走査型電子顕微鏡(SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),動的光散乱法(DLS)及びフーリエ変換赤外分光分析(FTIR)を用いて評価した。これらは,粉砕前,粉砕後の試料について,それらのプロセスのスケールとエネルギーを詳細に評価するための形態,粒径,構造変化の差違を描写するために使用した。小規模な実験室スケールの一括処理粉砕及び連続フロー貯留槽に接続したより大きな半商業スケールの粉砕とを比較した。実験室スケールの粉砕の一括粉砕および連続粉砕の機器構成を用いた高エネルギー粉砕後には粒径が著しく減少することが顕微鏡による観察結果により判明した。加えて,より大きな粉砕装置を用いた場合にはより高度に再現可能である結果が得られた。FTIRスペクトルでは,フッ素雲母の構造には大きな変化が生じないことが判明した。最後に,粒径分布決定のための最も信頼できる方法を確認するためにDLS,SEM及びTEM技法を比較し,粘土の小板状体の特徴を見出すためにはSEMがより有効であると提案する。その上,SEM観察結果からは,より大きな商業スケールの粉砕ではより大規模な粒径の減少が見られ,そのことは既存の概念及び横置き型ビードミルのスケールアップ則に一致する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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無機工業薬品,無機材料一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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