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J-GLOBAL ID:201502204281003724   整理番号:15A0406125

交互のAMSR2の土壌含水量プロダクトの地球規模の比較:これらは何故異なるのか

A global comparison of alternate AMSR2 soil moisture products: Why do they differ?
著者 (6件):
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巻: 161  ページ: 43-62  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,GCOM-W1のセンサーである,改良型高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)から得られた,二つのリモートセンシングによる土壌含水量プロダクトを対象に,評価を行った。土壌含水量プロダクトは,JAXAのアルゴリズムと,アムステルダム自由大学とNASAとの共同で開発された,土地パラメータ検出モデル(LPRM)を用いて,検出した。加えて,COSMOSネットワーク管轄の47の観測所における現地観測結果を用いて,プロダクトを評価した。検出アルゴリズムを調べた後,物理的地表面温度,地表面粗度,植生および土中の湿り度の条件は,土壌含水量の検出精度に影響を及ぼすと仮定した。全球スケールでの相互比較から,二つのプロダクトの相関は,土壌含水量の季節的変動の表現において,大きな違いがみられ,複数の地域において,負の相関が得られた。異常時系列の相関は,全体的に強く(R>0.6),これは,外部の気象学的要素に対する土壌含水量の感受性と,おそらく衛星観測におけるランダムノイズの結果と考えられた。COSMOSおよび衛星データが有する,空間的被覆や観測スケールにおける固有の違いから,相関係数の比較は,最も信頼性が高いと考えられた。両方のプロダクトにおいて,低い平均気温(<290K),高い平均EVI(>0.3),そして,高い湿り度の順で,相関係数の顕著な低下がみられた。これらの見解は,バイアスおよびRMSEの推定によって裏付けされ,JAXAは,乾燥条件下で相対的に高い性能を示すのに対し,LPRMのバイアスならびにRMSEは,4つの変数を考慮した場合,全体的にJAXAより小さい値となった。これらの結果は,検索アルゴリズムにおける,適切なパラメータ化とモデル選択に関する情報と,JAXAおよびLPRMアルゴリズムの強みに対して,影響力を行使することによる,質の改善に向けた将来的な研究方針を提供した。加えて,多年データセットが利用できる場合,季節的サイクルを定義するうえでの,より多くの確証が得られるとともに,バイアスが適当でない異常の特定に向けて,データの分解が可能であると考えられた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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リモートセンシング一般  ,  土壌物理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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