文献
J-GLOBAL ID:201502204285973940   整理番号:15A0812323

3層貯留層へのCO2注入により誘発された結合流体力学プロセスおよび断層再活性化

Coupled hydro-mechanical processes and fault reactivation induced by Co2 Injection in a three-layer storage formation
著者 (6件):
資料名:
巻: 39  ページ: 432-448  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W2325A  ISSN: 1750-5836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
断層ゾーンでの力学的変形と流体流れの相互作用は,結合流体力学プロセス基礎のホストに断層不安定,誘発地震,および関連流体移動を起こさせる。断層不安定を,EU-MUSTANGプロジェクトの枠内でのCO2注入実験での試験サイトとして選択したHeletzサイトのコンテキストで研究した。HeletzサイトでのCO2貯留の潜在的貯留層は3砂岩層で構成され,これらは厚さ約1,2および9mの石灰岩で様々な厚さの不浸透性のシェール層で分離されており,帽岩として5mの石灰岩と厚い不浸透性のシェールが上に横たわっていた。貯留層は予め存在した2つの準垂直の正常な断層(F1とF2)で,注入ポイントの両側で遮られていた。CO2注入と貯留の間の2断層における力学的変形と流体流れの相互作用を研究するために,流体力学モデルを開発した。潜在的断層再活性化,すなわち,断層スリップや帽岩を通るCO2漏洩,により引き起こされた結果を評価した。3層貯留層を同等な単層貯留層と考えて得た結果の差異を分析した。2ケースにおいて,細孔圧力進化は同様であったが,CO2飽和の進化の差は顕著であり,これは単層と3層貯留でのCO2の広がりの差によるものであった。どちらのケースでも断層再活性化は観測されなかった。断層傾斜角,水平と垂直ストレスの比,断層F2を横切る層のオフセット,断層の初期浸透性および閉じ込め地層の浸透性の影響を研究するため,感度解析を行った。結果は,断層F1とF2の再活性がストレス比,断層の初期浸透性および閉じ込め地層の浸透性に最も敏感であった。主にオフセットがCO2漏洩を増加させるため,断層F2を横切る層のオフセットも重要なパラメータであった。断層の再活性および関連した体積ひずみと浸透性の関連した増加により引き起こされた塑性せん断応力が,主に貯留層の全厚さ程度であるわずか10mの断層区域でおこることにより,浸透性変化は小さかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  地質構造・テクトニクス 

前のページに戻る