文献
J-GLOBAL ID:201502204300997591   整理番号:15A0816931

全球規模における種々の再解析モデルから得られる海表面温度データの精度比較

Accuracy comparison of the sea surface temperature data obtained by Re-analysis model
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 101-104 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F1019A  ISSN: 2186-4942  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地球温暖化等の気候変動の情報および予測において、海表面温度(Sea Surface Temperature: SST)を全球規模で把握することは重要な要素の1つである。そこで全球規模でSSTを観測している人工衛星データおよび再解析データが有用となる。しかし人工衛星によるSST観測では高空間解像度で局所的には有用であるが、全球規模になると時間解像度が1日平均毎と粗く昼夜の変化を見ることは困難である。また再解析データは時間解像度が良いため、全球規模での予測などに用いるには有用である。しかし再解析によるSSTデータはモデル毎に提供されており、各モデルによる推定値依存が大きいため、常に精度検証および評価が必要である。そこで本研究では、主に良く用いられているNCEP-R1、NCEP-R2、ECMWF、JRA-25の4種の再解析データの精度についてブイデータと比較し検証を行った。精度比較に用いたブイデータは、TAO(Tropical Ocean Atmosphere)/TRITON(Triangle Trans-Ocean Buoy Network)ブイ(12点)、PIRATA(Pilot Research Moored Array in the Tropical Atlantic:熱帯大西洋係留アレー試験研究)ブイ(9点)、RAMA(Research Moored Array for African-Australian Monsoon Analysis and Prediction)ブイ(2点)、NDBC(National Data Buoy Center)ブイ(7点)である。使用データ期間は2001年の一年間とした。全球規模におけるNCEP-R1、NCEP-R2、ECMWF、JRA-25のRMS差を算出した結果、それぞれ0.657 °C、0.665 °C、0.712 °C、0.569 °Cとなり全て公証測定精度0.3 °Cを超えた。海域毎のRMS差においても全ての再解析データはどの海域でも精度が悪いことが示された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海水の物理的性質 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る