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J-GLOBAL ID：201502204313666314   整理番号：15A1107465

相の純粋な熱電ZnSbの迅速直接合成および圧密化

Fast direct synthesis and compaction of phase pure thermoelectric ZnSb

著者 (2件)： BLICHFELD A. B. (Centre for Materials Crystallography, Dep. of Chemistry and iNANO, Aarhus Univ., Langelandsgade 140, DK-8000 Aarhus ...) ,  IVERSEN B. B.
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 3  号： 40  ページ： 10543-10553  発行年： 2015年10月28日 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ZnSbは有望な低コストの無毒の熱電材料であるが,大規模応用では迅速で容易な合成法の開発が必要である。本稿で,合成パラメータ(圧力,焼結時間,最大温度,化学両論)の影響の精密な検討を,ZnとSb粉体からのZnSbペレットの直接一段階のスパークプラズマ焼結合成で探索した。製造されたペレットの均一性を,通常の粉末X線回折(PXRD),シンクロトロンPXRDおよびSeebeck係数の空間分解マップを用いて検討した。合成されたペレットの殆どは,合成時での亜鉛移動によって惹起された大幅な不均一性を示したが,パラメータ空間の詳細な探索により,相の純粋なペレットを生成する条件を最適化した。更に,多くの試料からのキャラクタリゼーション成績から,ZnSbは通常二成分のZn-Sb相図中で表されるような線位相で無いことも分かった。相の純粋なペレットを複数の温度のシンクロトロンPXRD分析で利用し,系の熱膨張,熱安定性および格子動力学を検討した。シンクロトロンPXRDデータのRietveld精密化から得られた原子置換パラメータに基づき,Debye温度を175(1)Kであると推定した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 熱電材料 ,  *アンチモン化物 ,  *亜鉛化合物 ,  *圧密 ,  *放電プラズマ焼結 ,  *化学合成 ,  固相 ,  純度 ,  *X線回折 ,  結晶構造 ,  シンクロトロン放射 ,  *輸送係数 ,  熱起電力 ,  空間分解能 ,  写像 ,  原子 ,  置換 ,  パラメータ ,  Debye温度 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  Rietveld法 ,  精密化 ,  キャラクタリゼーション ,  状態図 ,  二成分系 ,  位相 ,  線 ,  熱膨張 ,  熱安定性 ,  格子力学
準シソーラス用語： *Seebeck係数 ,  *アンチモン化亜鉛 ,  *スパークプラズマ焼結 ,  マッピング ,  *圧密化 ,  格子動力学 ,  線位相 ,  相図 ,  粉末X線回折

分類 (3件)： 熱電デバイス  (NC03090J) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 相 ,  直接合成 ,  圧密化