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J-GLOBAL ID:201502204357537430   整理番号:15A0877259

ナノ結晶を利用したCu2ZnSn(S,Se)4太陽電池におよぼすナノ結晶反応時間の効果

The effect of nanocrystal reaction time on Cu2ZnSn(S,Se)4 solar cells from nanocrystal inks
著者 (2件):
資料名:
巻: 141  ページ: 383-390  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: D0513C  ISSN: 0927-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低コストCu2ZnSn(S,Se)4太陽電池の作製には,バルク膜の形成にナノ結晶の焼成が有望なルートである。しかし,ナノ結晶合成が焼成膜の特性,または得られた光起電力素子の性能におよぼす影響は不明の点が多い。ここでは,ナノ結晶インクから反応時間を変えて,素子を形成する研究を紹介した。反応時間を変えると,平均サイズ,組成と組成的不均一性が異なるインクが生じる。組成の影響を考慮すると,ナノ結晶反応時間が長いほど,電流収集が改善され,準Fermi準位の大きな分裂が生じ,欠陥密度が低下し,セレン化素子のパワー変換効率が改善される。この改善は,X線回折ピーク幅と良く相関し,これは長い反応時間が結晶分域サイズを大きくし,その粒界が非放射再結合位置として作用する可能性を示唆する。さらに,焼成した膜の結晶分域サイズがインク内平均ナノ結晶サイズに比例することが分かり,これは,粒子間焼成が起るが,膜の最終的粒サイズが初期ナノ結晶サイズに依存することを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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太陽電池 
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