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J-GLOBAL ID：201502204363922923   整理番号：15A0828330

ヘントの祭壇画のデジタル画像処理:絵画の調査と保存処置の支援

Digital Image Processing of The Ghent Altarpiece

著者 (10件)： PIZURICA Aleksandra (Ghent Univ.) ,  PLATISA Ljiljana (Ghent Univ., BEL) ,  RUZIC Tijana (Ghent Univ.) ,  CORNELIS Bruno (Duke Univ., North Carolina) ,  DOOMS Ann (Vrije Univ. Brussel(VUB)) ,  MARTENS Maximiliaan (Ghent Univ., BEL) ,  DUBOIS Helene (Ghent Univ., BEL) ,  DEVOLDER Bart (KIK-IRPA) ,  DE MEY Marc ,  DAUBECHIES Ingrid (Duke Univ.)
資料名： IEEE Signal Processing Magazine  (IEEE Signal Processing Magazine)
巻： 32  号： 4  ページ： 112-122  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： H0928A  ISSN： 1053-5888  CODEN： ISPRE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベルギーにある聖バーフ大聖堂のヘントの祭壇画は,変動する保存条件に加えて,非常に多くの修復処置を受けている。現在行われている大々的な保存および修復キャンペーンにおける問題は,オリジナルのペイントを見いだす作業が安全に実施できるかということである。そこで本論文では,絵画の物理的修復,その美術史的分析を支援することが可能な画像処理技術の進歩を示す。最初に,1)ベイズ条件付きテンソル分解を使用するマルチモーダルクラック検出アルゴリズムを導入し,それにより,上塗り部分等の領域を識別する。次に,2)デジタル画像技術を利用する仮想修復により,欠損部分等の物理的修復のシミュレーションを実現する。最後に,3)相対的に単純で,頻繁に繰り返される対象物(作品中の真珠など)の統計的分析が,画家の表現方法の一貫性を特徴づけ,それが,いかに美術史解釈および物理的修復の助けとなるかを示す。

シソーラス用語： 画像処理 ,  *ディジタル画像 ,  *絵画 ,  保存 ,  *画像復元 ,  統計解析
準シソーラス用語： *デジタル画像処理 ,  *絵画保存 ,  *祭壇画

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 祭壇 ,  デジタル画像処理 ,  絵画 ,  調査 ,  保存処置 ,  支援