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J-GLOBAL ID：201502204371659557   整理番号：15A0876465

都市流域規模の低影響開発システムの水文モデリング

Hydrologic modeling of Low Impact Development systems at the urban catchment scale

著者 (2件)： PALLA Anna (Dep. of Civil, Chemical and Environmental Engineering, Univ. of Genova, Via Montallegro 1, 16145 Genoa, ITA) ,  GNECCO Ilaria (Dep. of Civil, Chemical and Environmental Engineering, Univ. of Genova, Via Montallegro 1, 16145 Genoa, ITA)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 528  ページ： 361-368  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,自然流の重要なコンポーネントの復元に寄与する資源制御の解決策としての低影響開発システム(LID)の実装について都市流域規模で分析した。小都市流域の水文応答を,屋上緑化や透水性舗装の設置などを含む種々の土地利用変更のシナリオの下で検討した。モデリングは,EPA SWMMを用いて行った:「何もしない」シナリオを現地計測に基づいて較正し検証した。一方,LID制御モジュールは屋内試験での計測に基づいて較正し検証した。入力として3つの異なる再現期間(T=2,5および10年)に対して導出した合成ハイエトグラフを用いてシミュレーションを行った。モデリングの結果,計画降雨(T =10years)に対してさえ,LIDによる解決策の有効性を確認した:具体的には顕著な水文学的利益を得るために5%の有効不浸透性地域(EIA)の減少に対応する最小土地利用変更地域が必要とされる。水文性能の指標としてピーク流量の低下,流出量の低減とハイドログラフの遅滞を用いて変更シナリオの応答を分析した。本研究の結果,EIAの減少率の増加に伴って水文的性能が線形的に増加することが示された:36%のEIAの減少率(屋根や駐車場の全体の変換に相当する)でピーク流量と流出量の減少率は0.45と0.23までになる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 開発 ,  *都市流域 ,  *雨水 ,  *流出 ,  流出解析 ,  抑制 ,  流出量 ,  ピーク値 ,  流量
準シソーラス用語： ピーク流量 ,  *低影響開発 ,  *都市雨水流出 ,  *流出抑制

分類 (2件)： 流出解析  (DC07030N) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 都市流域 ,  規模 ,  低影響開発 ,  水文モデリング