抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
林産学における居住性研究の将来の立ち位置について考察した。木材研究の主目的は木材を有効に使うために行うことである。木材を有効に使うための重要な基本的立脚点は,“木材を使うのは人である”ということである。したがって,「木材を使うのは人である」という視点に基礎を置いて,木材物性と人間の五感との関係を研究する。それが居住性研究につながり,同時にWood/Human Relations研究に包含されるものとなる。本稿では,林産学における居住性研究について,過去および現在の研究動向を眺め,将来どのようなアイデンティティーを持って展開すべきかを,Wood/Human Relations研究の視座を参考にして展望した。(著者抄録)