抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
今や,自動車はコンピュータの塊と言われる。安全で快適な運転は,高度制御システムによって支えられている。車以外で注目されるのは,GPSの進化である。準天頂衛星「みちびき」を用いた日本版GPSシステムが導入されると,cm級の精度で自動車の位置測定が可能となる。これにより,高速道路などにおいて,複数車線を区別して走行可能にする。(1)ニーズ起点の高度制御:自動車の自動運転制御システムは,運転者のニーズを捉えて開発されただけあって,コストさえ折り合えは,高級車から普通車まで普及する。(2)ニーズの積み上げで市場を拓く:ニーズの1つ目は,高齢者,女性,家族の移動等のコミュニティにおけるニーズ,2つ目は,高速道路でのニーズである。(3)官民協動で市場の立ち上げを:市場の立ち上げは,上記の2つのケースに焦点を当てる。長距離トラックは,高速道路内は,自動運転で,高速出口で人間の運転手が出迎える。交通システム,インフラシステムコミュニティ・モデルなど,官民一体で未来を切り開く。