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J-GLOBAL ID：201502204380198669   整理番号：15A0451729

多点型進化戦略と遺伝的プログラミングによる創発的パラメータ調整ルールの設計

Multi-points Evolution Strategy and Designing Emergent Parameter Tuning Rule Using Genetic Programming

著者 (2件)： 金政実 (慶應義塾大学理工学部) ,  相吉英太郎 (慶應義塾大学理工学部)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 135  号： 3  ページ： 321-330 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多点化させた進化戦略(ES),およびその多点型ESのための遺伝的プログラミング(GP)を用いたパラメータ調整ルールを提案した。ESの探索性能改良のために新しい多点型ESが提案されてきた。しかし,多点型ESの解の更新にかかる計算量は変数の数に対して高次のオーダーとなり,計算効率は低下する。本論文では,計算負荷を増やさないために,古典的な(1+1)-ESを単純に多点化し,1乗オーダーの計算量を担保した。同時に,探索点ごとに単一の探索点を生成する時に,その正規分布のパラメータに関して,GPを用いて生成した多点型パラメータ調整ルールを適用することにより従来の多点型ESと同等ないしそれ以上の探索性能を実現した。統計的検定による従来の多点型ESとの比較結果は,提案したパラメータ調整ルールを有する多点型ESの優位性を示した。

シソーラス用語： 発見的方法 ,  *遺伝的プログラミング ,  *最適化手法 ,  仮説検定 ,  計算量
準シソーラス用語： ヒューリスティクス ,  *進化戦略 ,  t検定

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

引用文献 (10件)：

• (1) H.-P. Schwefel: “Evolution and Optimum Seeking”, Wiley (1995)
• (2) A. Ostermeier, A. Gawelczyk, and N. Hansen: “A Derandomized Approach to Self-Adaptation of Evolution Strategies”, Journal of Evolutionary Computation, Vol. 2, pp. 369-380 (1994)
• (3) J. Kennedy and R. C. Eberhart: “Particle swarm optimization”, Proc. of IEEE Int. Conf. Neural Networks, pp. 1942-1948 (1995)
• (4) R. Storn and K. Price: “Differential Evolution-A simple and efficient adaptive scheme for global optimization over continuous spaces”, In Journal of Global Optimization, Vol. 11, pp. 341-359 (1997)
• (5) O. Kramer: “Evolutionary self-adaptation: a survey of operators and strategy parameters. ”, Evolutionary Intelligence, Vol. 3, pp. 51-65 (2010)

タイトルに関連する用語 (6件)： 進化戦略 ,  遺伝的プログラミング ,  創発 ,  パラメータ ,  ルール ,  設計