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J-GLOBAL ID:201502204383885250   整理番号:15A0771562

運動と感情:うつ病は精神運動パフォーマンスを低下させ,養護の相互作用における感情活動を変化させる

Motion and emotion: depression reduces psychomotor performance and alters affective movements in caregiving interactions
著者 (8件):
資料名:
巻: 2015  号: Feb  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:障害された社会的機能性は,うつ病のよく確立された特徴である。今日までの証拠は,感情的キューの攪乱された処理過程が,この障害の構成部分である可能性を提示する。感情的キューの処理過程以外に,円滑な社会的相互作用は,ヒトが同期した偶発的な方法で物理的に動くことを必要とする。身体的な動きの混乱はうつ病(精神運動性障害)の診断特性であるが,これまで社会的機能性の文脈においては評価されてこなかった。本稿で著者らは,実験的および観察的設定の両方における身体的な応答行動に対するうつ病での精神運動性障害の影響を調査した。方法:実験1において著者らは,実験的努力性運動課題を用いることで,顕著な情動性音響に対する反応におけるうつ病での運動障害を検討した。実験2において著者らは,精神運動障害が実生活の社会的相互作用において明らかであるかどうかを探索した。社会状況に影響するモデルとして母子相互作用を用いることで,著者らは,産後うつ病(PND)罹患および非罹患母親の身体的行動を比較した。結果:著者らは,健常成人との比較において,うつ病の成人での正確で制御された精神運動パフォーマンスの障害を発見した(実験1)。この障害にもかかわらず,全ての大人が高度に顕著な感情的キュー(幼児の叫び声)に曝露された後の増強したパフォーマンスを示した。実生活の相互作用を検討することで,著者らは,健常な母親との比較において,彼女らの新生児に対し応答するPND罹患の母親における身体動作の相違,すなわち減少した感情的タッチを見出した(実験2)。結論:まとめると,これらの知見は,精神運動障害が社会的機能性を障害し得るうつ病の重要な特徴である可能性を提示する。うつ病における身体的動作の改善が社会的相互作用へ良好な影響を有する可能性があるかどうかを調査するさらなる研究が,多くの興味の的になる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学  ,  精神科の基礎医学 

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