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J-GLOBAL ID：201502204411708270   整理番号：15A1229918

騒音・振動の発生を軽減する瞬間破砕型杭頭処理工法の開発と適用

Development and Application of Instant Pile-Top Crushing Method Decreasing Noise and Vibration

著者 (4件)： 柳田克巳 (鹿島建設 技研) ,  中村隆寛 (鹿島建設 技研) ,  杉下紗惠子 (鹿島建設 技研) ,  福島隆 (鹿島建設)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 53  号： 11  ページ： 978-985  発行年： 2015年11月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 杭頭の余盛部分の解体はハンドブレーカーや重機ブレーカーによる斫り作業で行われることが一般的であり,長時間にわたる騒音・振動の発生や粉塵の発生による劣悪な作業環境が問題となっている。そこで,少量の爆薬・非火薬剤を使用し,コンクリートを瞬時に細かく破砕することができる微小発破技術を用いて杭頭処理を行う瞬間破砕型杭頭処理工法を開発した。本工法を用いて杭頭処理の試験体実験および現場適用を行い標準的な工法詳細を確立するとともに,装薬設計法を提案した。また,発破時に瞬間的に発生する騒音の大きさを把握し,問題ないレベルに留まることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *杭頭 ,  破砕 ,  *建設工法 ,  騒音抑制 ,  振動制御 ,  *余盛 ,  *解体 ,  さく岩機 ,  爆薬 ,  発破 ,  模型試験 ,  現場試験 ,  騒音測定 ,  杭工事
準シソーラス用語： 瞬間破砕 ,  処理工法 ,  コンクリートブレーカ

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (9件)：

• 1) 佐藤雅男ほか:場所打ちコンクリート杭,連続壁東部処理への静的破砕剤の利用,日本建築学会大会学術講演梗概集,1989. 8
• 2) 起橋考徳ほか:バキューム処理した杭頭コンクリートの品質,日本建築学会大会学術講演梗概集,2004. 8
• 3) 石原誠一郎ほか:スクリューコンベア方式による場所打コンクリート杭の杭頭処理工法の開発,日本建築学会大会学術講演梗概集,1992. 8
• 4) 湯谷孝夫ほか:場所打ちコンクリート杭の杭頭処理工法の開発,日本建築学会大会学術講演梗概集,1990. 10
• 5) 竹内博幸ほか:動的破砕による杭頭処理工法の開発,日本建築学会大会学術講演梗概集,2013. 8

タイトルに関連する用語 (5件)： 騒音 ,  破砕 ,  杭頭 ,  工法 ,  開発