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J-GLOBAL ID：201502204413554210   整理番号：15A0745897

ESI-MSおよびナノディスクを用い,in vitroで研究を行った蛋白質-糖脂質相互作用:結合の機構およびエネルギー論への洞察

Protein-Glycolipid Interactions Studied in Vitro Using ESI-MS and Nanodiscs: Insights into the Mechanisms and Energetics of Binding

著者 (8件)： HAN Ling (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  KITOVA Elena N. (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  LI Jun (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  NIKJAH Sanaz (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  LIN Hong (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  PLUVINAGE Benjamin (Univ. Victoria, British Columbia, CAN) ,  BORASTON Alisdair B. (Univ. Victoria, British Columbia, CAN) ,  KLASSEN John S. (Univ. Alberta, Alberta, CAN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 9  ページ： 4888-4896  発行年： 2015年05月05日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノディスク(ND)を用いることにより,糖脂質類(GLs)を安定的に可溶化させ,GLsと蛋白質との相互作用を研究することができるが,NDを用いることが,蛋白質-GL相互作用にどのような影響を与えるか関しては情報が無い。著者らは,エレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)により,蛋白質とナノディスク中のGLの相互作用を調べた。ここでは,コレラ毒素Bサブユニットの5量体とそのGL受容体(GM1),およびファミリー51炭水化物結合モジュールとそれに結合する合成GLを研究試料として用いた。ESI-MSにより,蛋白質とGLsの結合の量論や遊離の蛋白質を計量することができたが,結果として,GLsをNDに組み込むことにより,結合定数等,相互作用の様式はやや変化していたことが明らかになった。

シソーラス用語： *分子間相互作用 ,  *糖脂質 ,  *ナノ構造 ,  in vitro実験 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  コレラ毒素 ,  サブユニット ,  受容体 ,  結合部位 ,  結合定数 ,  分析
準シソーラス用語： コレラ毒素Bサブユニット ,  *ナノディスク ,  炭水化物結合モジュール ,  *蛋白質-脂質相互作用 ,  *相互作用分析

分類 (4件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  脂質一般  (EB05010B) ,  質量分析  (CC03013N) ,  生化学的分析法  (EA03030G)

タイトルに関連する用語 (8件)： ESI-MS ,  ナノディスク ,  研究 ,  蛋白質 ,  糖脂質 ,  相互作用 ,  エネルギー ,  洞察