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J-GLOBAL ID：201502204427490534   整理番号：15A0919957

¹H-NMR緩和測定による土壌の湿潤凝集体安定性のキャラクタリゼーション

Characterization of wet aggregate stability of soils by H-NMR relaxometry

著者 (3件)： BUCHMANN C. (Inst. for Environmental Sciences Landau, Group of Environmental and Soil Chemistry, Univ. Koblenz-Landau, Landau, DEU) ,  MEYER M. (Inst. for Environmental Sciences Landau, Group of Environmental and Soil Chemistry, Univ. Koblenz-Landau, Landau, DEU) ,  SCHAUMANN G. E. (Inst. for Environmental Sciences Landau, Group of Environmental and Soil Chemistry, Univ. Koblenz-Landau, Landau, DEU)
資料名： Magnetic Resonance in Chemistry  (Magnetic Resonance in Chemistry)
巻： 53  号： 9  ページ： 694-703  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： H0446A  ISSN： 0749-1581  CODEN： MRCHEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水力学的応力に対する土壌構造安定性を評価するため,典型的には湿潤ふるい分け試験あるいは一定ヘッド透過率試験が用いられるが,それらは真性情報値に限られる。いくつかの試験の多重的応用が土壌凝集体破壊時における重要な過程及び機構を評価するために唯一,可能である。例えば土壌あるいは土壌凝集体カラムに対する土壌フラグメント放出の影響など。結論として,より速くより詳細な湿潤凝集体の安定性評価のためには新しい技術の開発が要求される。¹H核磁気共鳴緩和測定(¹HNMR緩和測)はその要求に答えるものである。なぜなら,それらは土壌への応用に成功しているからである。土壌の湿潤凝集体安定性評価に対する¹HNMR緩和測定の可能性を同時に出現機構に対するより詳細な情報を用いて評価した。組織構造が異なり有機物質含有量が異なる未処理及び1%ポリアクリル酸処理土壌凝集体に対する単一湿潤ふるい分け及び一定ヘッド透過率試験を行い,続いてパーコレーション後,¹HNMR緩和測定を行った。土壌凝集体の安定性はおもにそれらの有機物質含有量と凝集体の安定性の型に依存することが分かった。測定した湿潤凝集体の安定性に対する粘土膨潤の付加的効果は横緩和時間T₂の分布によって同定された。回帰分析から,水安定化凝集体の割合のみが¹HNMR緩和測定によってパーコレーテッド固体凝集体カラムから正確に求めることができた。¹HNMR緩和測地が湿潤凝集体の安定性測定のための有望な方法であるが,非パーコレーション凝集体カラムと実際の土壌試料に対してはさらに開発を進める必要がある。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *陽子磁気共鳴 ,  計測 ,  *核磁気緩和 ,  *土壌分析 ,  *パーコレーション ,  *凝集体 ,  膨潤 ,  ふるい分け
準シソーラス用語： 緩和測定

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  磁気共鳴・磁気緩和一般  (BM07010T) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 1H-NMR ,  緩和測定 ,  土壌 ,  湿潤 ,  凝集体 ,  安定性 ,  キャラクタリゼーション