文献
J-GLOBAL ID:201502204433287430   整理番号:15A0875811

SWI/SNF ATP分解酵素はトリプルネガティブ乳癌細胞の増殖に必要である

The SWI/SNF ATPases Are Required for Triple Negative Breast Cancer Cell Proliferation
著者 (19件):
資料名:
巻: 230  号: 11  ページ: 2683-2694  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Brahma(BRM)とBrahma-related Gene 1(BRG1)ATP分解酵素は,マルチサブユニットから成るヒトSWI/SNFクロマチンリモデリング酵素のクロマチンリモデリング機能を相互に排他的に触媒する,高度に保存されたホモログである。SWI/SNF酵素のサブユニットは,多くの種類の癌で変異しているか,または失われている一方で,他の癌では目立った変異がなく,過剰発現されている。ここで著者らは,BRG1とBRMの両方が,腫瘍の受容体の状態とは無関係に,ほとんどの原発性乳癌で過剰発現していることを報告している。トリプルネガティブ乳癌細胞株におけるATP分解酵素のいずれかのノックダウンは,in vivoでの腫瘍形成やin vitroでの細胞増殖の減退を引き起こした。S期の細胞が減り細胞周期の進行時間が伸びたが,アポトーシス,老化,または移動性や接着性の変化の兆候は全く見られなかった。BRMとBRG1を共にノックダウンすると,細胞増殖の減退や細胞周期の完了のために必要な時間に相加的な効果を与え,これらの酵素は,独立したメカニズムを介して細胞周期の進行を促進することを示唆した。CRISPR/Cas9技術を使用してBRG1またはBRMをノックアウトすると生存能力が失われ,トリプルネガティブ乳癌細胞において両酵素が必要であるという事実と一致した結果が得られた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発癌機序・因子 

前のページに戻る