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J-GLOBAL ID:201502204444904229   整理番号:15A1033206

種々のスラグ系でのCCAの金属/スラグ分離挙動と鉄ナゲット中の硫黄とリンの量に及ぼすスラグ組成の効果

Metal/Slag Separation Behavior of CCA with Various Slag Systems and Effect of Slag Composition on the Content of Sulfur and Phosphorus in Iron Nugget
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1625-1632 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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種々のスラグを含む石油コークスによる高Al2O3鉱石の製錬還元を,鉄ナゲットの脱硫と脱りんに及ぼすスラグ組成の効果に特に焦点を合わせ,1673から1773Kの温度範囲において調べた。炭素複合凝集体(CCA)の効率的な製錬還元は,最終スラグ組成の設計が金属とスラグの限界分離に重要であるが,鉄鉱石,石炭およびCCAの調製に用いられる添加物の鉱物学によって多大に影響を受ける。還元過程における金属とスラグの分離は低いSiO2量の高い塩基度のスラグでのCCAの遅延した融解によって遅らされる。鉄ナゲット中の硫黄の量は,1723Kより上の温度でCCAへの高い塩基度スラグの導入によって約0.07mass%低減し,これは通常のITmk3プロセスの鉄中の最小硫黄量(0.05~0.07mass%)と同等である。CCA中の約80~90%のリンが1723Kで高塩基度スラグ(CaO-Al2O3)を用いることで除去され,これは通常のプロセスと比較してより良好な脱りん効率であると信じられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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製鋼 
引用文献 (23件):
  • 1) L. Lu, R. J. Holmes and J. R. Manuel: ISIJ Int., 47 (2007), 349.
  • 2) A. Cores, A. Babich, M. Muñiz, S. Ferreira and J. Mochon: ISIJ Int., 50 (2010), 1089.
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  • 4) S. Inaba: Tetsu-to-Hagané, 87 (2001), 221.
  • 5) J. O. Park and S.-M. Jung: Metall. Mater. Trans. B, (2015), 46B (2015), 1207.
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