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J-GLOBAL ID:201502204453992440   整理番号:15A0858910

捕獲したキンカチョウの卵の水銀量に及ぼす産卵順の影響:個々の変動を勘案した説明

Effect of laying sequence on egg mercury in captive zebra finches: An interpretation considering individual variation
著者 (3件):
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巻: 34  号:ページ: 1787-1792  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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鳥類の卵は環境における水銀の取り込み可能性の非侵襲生物指標として広く用いられている。しかし先行研究では産卵の順番とたまごの水銀濃度の間の関連性の変化が報告されている。いくつかの研究は最初に産卵された卵の水銀濃度はより高いもしくは産卵の回数を経るにしたがって減少することを報告しているが,他の研究で水銀濃度は産卵の順番に影響を受けないと報告している。生殖期にメチル水銀(飼料に0.3,0.6,1.2もしくは2.4μg/g湿重量)を投与した捕獲キンカチョウからおよそ300個の卵(61クラッチ)を収集した。卵の総水銀濃度(平均値±標準偏差(SD),乾燥重量ベース)はそれぞれ7.03±1.38μg/g,14.15±2.52μg/g,26.85±5.85μg/g及び49.76±10.37μg/g(湿重量換算では1.24μg/g,2.50μg/g,4.74μg/g及び8.79μg/g)であった。後に産卵した卵の水銀濃度は最初に産卵した卵に比べ有意に減少していること,同じ処理内でもクラッチ間で顕著な変動があることを観察した。同じ処理区及び異なる処理区間の個々の雌の水銀レベルがこの関係を変化させることはなかった。得られた結果に基づき,産卵順でどの回数のクラッチからひとつの卵をサンプリングしても個体群集のリスク評価の目的には十分であるが,個々の雌の曝露の近似値もしくはクラッチ内の平均水銀濃度の推定値としては推奨されないと結論した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  水銀とその化合物  ,  環境問題 
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