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J-GLOBAL ID：201502204464436140   整理番号：15A1216076

3次元蛍光分析法とPARAFAC解析を用いた水中残留油分分析法の検討

Study of a method for oil in water analysis with Excitation-Emission-Matrix and Parallel Factor Analysis

著者 (2件)： 小島礼慈 (堀場アドバンスドテクノ) ,  川口佳彦 (堀場アドバンスドテクノ)
資料名： Readout  (Readout)
号： 45  ページ： 50-54  発行年： 2015年08月31日 
JST資料番号： L0745A  ISSN： 0915-9916  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水中に残留する油分の分析は水質管理や排水規制の観点から非常に重要である。特に近年では水道原水や油田随伴水処理水中の油分混入監視など,現場での油分分析のニーズは増加している。水中の油分を測定する際,一般的には溶媒抽出法やクロマトグラフ法が用いられているが,現場での迅速分析は難しい。本稿では水中に残留する油分を無試薬で簡便に測定する手法を開発することを目的として,蛍光分析法を用いた分析法を評価した。また,塩分によるクエンチング影響の蛍光強度補正式を作成するとともに,PARAFAC解析を用いてEEM中に含まれる蛍光成分の分離を行い,得られた油分由来の蛍光強度より油分濃度の測定を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *水質汚濁物質 ,  *残油 ,  化学組成 ,  *残留分析 ,  蛍光分析 ,  三次元 ,  *因子分析 ,  多変量解析 ,  消光 ,  放射強度 ,  重油 ,  公共水域 ,  水 ,  海水 ,  溶媒抽出 ,  水質管理 ,  水質保全 ,  汚染規制 ,  汚染防止
準シソーラス用語： *PARAFAC ,  環境水 ,  蛍光強度 ,  蛍光消光 ,  *残留油 ,  人工海水 ,  水質汚濁規制 ,  水質汚濁質 ,  成分分析

分類 (2件)： 水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

引用文献 (21件)：

• Peter Burgherr, ”In-depth analysis of accidental oil spills from tankers in the context of global spill trends from all sources”, J. Hazardous Materials, 140, 245(2007)
• 厚生労働省(2014) 全国水道担当者会議資料13-4
• 田崎ら, ”オマーン国における異なる3種の石油随伴水のパイロットプラント処理試験”, J. Jpn.Petrol. Inst, 56, No.6 (2013)
• 中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会, 油汚染対策ガイドライン (2006)
• 日本工業規格(JIS) K0102(工場排水試験法), p921-927 (2015)

タイトルに関連する用語 (7件)： 3次元 ,  蛍光分析 ,  PARAFAC ,  解析 ,  水中 ,  残留油 ,  分析法