抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
N-ヘテロサイクリックカルベンを配位子とする銅錯体は,様々な反応に触媒活性を示すため興味が持たれる。一方,我々は最近,遷移金属ユニットを置換基とする初めての一重項カルベン[(Cp*Ru)2(μ-NPh)(μ-C)](1)の合成に成功し,このカルベンが一般的なNHCと比較して高い求核性を有することを報告している。本研究では,カルベン1の配位子としての挙動を検討した結果,シアン化銅との反応により,1を配位子とする銅錯体が得られることを見出したので報告する。(著者抄録)