抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は,農村再生の現場に身を置き,”計画づくり”を考えることについて報告した。先ず,地方創生の現場で求められている”計画づくり”に関し,昨年来,少子化対策や地方対策を担う「まち・ひと・しごと創生本部」が内閣官房に設置され,地方創生政策が展開していること,「地方版総合戦略」策定という”計画づくり”が全国同時に現場レベルで進行している最中にあること等を報告した。次に,”農村計画”の素養をどこで身につけてきたのかに関し,1)”現場に寄り添う姿勢”を学んだ熊本県小国町,2)”自分の専門の身の程を知った”地域づくりインターン,3)”構造分析から再生策論までを通貫できた”入会牧野研究について報告した。最後に,地域再生が目指すものとそこでの自らの役割に関し,今日の地域再生の目的は,Well-beingの実現というところに収斂するのではないか,と考えていること,最近悩ましく感じているのは,マルチディシプリナリー(領域横断性)を求める現場に応えられる研究者の育成であること等を報告した。