文献
J-GLOBAL ID:201502204507389699   整理番号:15A1013893

エレクトロスラグ鋳造による5%Cr鋼のミクロ組織変化及び機械的性質に及ぼす焼戻し温度の影響

Effect of Tempering Temperature on Microstructure Evolution and Mechanical Properties of 5% Cr Steel via Electro-Slag Casting
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 1082-1089  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: A0446A  ISSN: 1611-3683  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エレクトロスラグ鋳造により処理した新しく設計した5%Cr鋼は,炉頂ガス回収タービン装置(TRT)用の候補材料である。本研究では,焼なまし温度の550°Cから700°Cへの上昇に伴うミクロ組織,強度および靭性の変化に注目した。5%Cr鋼を焼入れ,焼戻して典型的な焼戻しマルテンサイト構造を得た。ミクロ組織の評価により,550°Cの焼戻し後のマトリックス中のM3Cは不安定であり,600°C以上の焼戻し中にM7C3に転移することが分かった。600°C以上の温度で焼戻した後,M7C3だけが存在した。直接核形成の効果および合金元素の移動度が大きいため,粒界に沿ったM7C3炭化物はマトリックス中のものより著しく粗大であった。M7C3のサイズおよびCr含有量は焼戻し温度の上昇と共に増加した。焼戻し温度の上昇に伴い,引張強さと降伏強さは低下した。これは,ラスマルテンサイトの回復,侵入型炭素原子の量の低減,および炭化物の粗大化に帰せられた。マトリックスの軟化および高傾角粒界長さの増加により衝撃靭性が増加した。マトリックスの軟化と炭化物の粗大化の相乗効果により,700°Cの焼戻し後の衝撃吸収エネルギーがやや低下した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
組織的硬化現象  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る