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J-GLOBAL ID:201502204510439532   整理番号:15A0975803

生物的エリシターと機械的な損傷が,倍数体Brassica junceaにおけるグルコシノレート生合成調節因子の協調的相互作用によって,グルコシノレートの蓄積を調節する

Biotic elicitors and mechanical damage modulate glucosinolate accumulation by co-ordinated interplay of glucosinolate biosynthesis regulators in polyploid Brassica juncea
著者 (2件):
資料名:
巻: 117  ページ: 43-50  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グルコシノレートは,主にアブラナ科で見られる窒素及び硫黄を含む二次代謝産物である。 それらは病原体や害虫の広いスペクトルに対する植物防御化合物として機能する。これらの分子は植物の防御機構の一部を形成しているので,グルコシノレート生合成は,生物学的ストレス応答の活性化をもたらす環境シグナルによって調節されるかもしれない。現在の研究では,時間経過実験で,Brassica juncea苗に,ジャスモン酸メチル,サリチル酸,グルコースおよび機械的損傷などの,外因的に生物的エリシターを適応させることにより,このような条件を模倣することができる。著者らは,これらのストレス条件下で総グルコシノレートが,処置後24時間で最大蓄積し,過剰に蓄積することを見出した。1-メトキシインドール-3-イルメチルおよびその前駆体インドール-3-メチルグルコシノレートのようなインドールグルコシノレートは,脂肪族グルコシノレートと比較して,より明確に誘導された。それによって,B.juncea苗の植物防御応答中のインドールグルコシノレートの重要な役割を示唆している。これとは対照的に,より高い量の脂肪族グルコシノレートは,B.junceaでテストした生物的エリシターにより制御されなかった。グルコシノレート生合成の鍵となる転写調節因子の複数のホモログの発現プロファイリングは,さらにこれらの制御因子の複雑な相互作用が,グルコシノレートの蓄積を変更することに向けて協調し,重複効果を発揮する,倍数体B.junceaに存在することを示した。本研究は,Brassica属の世界的に重要な脂肪種子作物であるB.junceaにおける植物の防御機構の理解と増強に向けた重要な役割を担っている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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油料作物  ,  植物生理学一般  ,  物質の代謝  ,  遺伝子発現 
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