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J-GLOBAL ID：201502204517018469   整理番号：15A0513356

巨人の肩の上,15年後:漁業のメタ解析における教訓,課題,及び指針

Giants’ shoulders 15 years later: lessons, challenges and guidelines in fisheries meta-analysis

著者 (6件)： THORSON James T (Fisheries Resource Assessment and Monitoring Div., Northwest Fisheries Sci. Center, National Marine Fisheries Serv. ...) ,  COPE Jason M ,  KLEISNER Kristin M ,  SAMHOURI Jameal F ,  SHELTON Andrew O ,  WARD Eric J
資料名： Fish and Fisheries  (Fish and Fisheries)
巻： 16  号： 2  ページ： 342-361  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W1951A  ISSN： 1467-2960  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1990年代後半以後,メタ解析は漁業研究者のための必須の手法となっている。しかしながら,漁業分野におけるメタ解析の計画,方法,または解釈のための指針はほとんど存在しない。そこで本稿では,読者,著者,及び査読者のために,漁業へのメタ解析の応用に関する略歴,汎用モデルの種類や相違点の概要,及びメタ解析を用いて達成できる目標例など,必要な基礎的知見を記載した。同じ蓋然性を有するデータを説明できる代替仮説間の識別の困難性,複数の証拠を用いた結果の評価の重要性,及びモデルのアウトプットの利用に関連した複雑性,サンプルサイズ,及び問題点の間のトレードオフなど,メタ解析の方法における主要な課題について概説した。これら各課題について,選択偏りの処理における傾向スコアの応用や,交絡効果のコントロールへの変数の応用などの提唱も行った。その後,これらの課題は,(1)再生産関係の解析,(2)漁業管理,再構築,個体群存続性,(3)生息地特異的活力度,(4)生活史理論,及び(5)海洋保護区の評価など,漁業の異なるサブ分野での例示を行った。今後もメタ解析が漁業科学における多くの研究目標において重要なものとして存在し続け,それゆえに実施する上での標準化が必須となる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *メタ分析 ,  *漁業 ,  水産資源 ,  評価 ,  モデル ,  *指針
準シソーラス用語： *メタ解析 ,  階層モデル ,  漁業資源 ,  資源評価

分類 (1件)： 漁労一般  (FH03010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 肩 ,  漁業 ,  メタ解析 ,  教訓 ,  指針