文献
J-GLOBAL ID:201502204520279540   整理番号:15A0445031

有機金属性二量体:仕事関数低下導電性酸化物

Organometallic Dimers: Application to Work-Function Reduction of Conducting Oxides
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 4320-4326  発行年: 2015年02月25日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
洗剤/溶媒クリーニングしたITO(DSC-ITO),酸素プラズマ処理したIしたZnO(ALD-ZnO),あるいは市販ガラス/Ti/Auを,[IrCp*Cp]2,[RuCp*mes2,またはテトラキス(ジメチルアミノ)エチレン(TDAE)のトルエン溶液に浸漬/乾燥(または[IrCp*Cp]2濃厚トルエン溶液のドロップキャスティング)し,有機金属性二量体処理前後の基板の仕事関数(WF)と電導バンドからのイオン化開始に対応するFermi準位のエネルギを紫外線電子分光(UPS:21.2eV HeI励起)で求めた。DSC-ITOのWF(4.6eV)は[IrCp*Cp]2処理で3.3eVに低下し,エトキシル化ポリエチレンイミン(PEIE)溶液沈着のときと同程度であった。[IrCp*Cp]2トルエン溶液浸漬でITO,ZnO,Au電極はいずれも3.3~3.4eVにWFが低下し(ΔWF=-1.3~-1.6eV),TDAEトルエン溶液浸漬のときのWF変化(-0.7eV)を上回りPEIEのスピンコート電極と同程度になった。XPSから,Ir修飾後二量体の2本のピークと高エネルギシフトした2本のカチオンバンドを認めた。Ir二量体と電極間のレドックス反応によりできたIrCp*Cp+カチオンのサブモノレイヤが-帯電した基板上に生成し,界面双極子により電子の真空レベル(Evac)が低下したのがWF低下の主原因であった。IrまたはRu二量体修飾ITO/C60/MoOx/Agデバイスの電流電圧特性でIr修飾,Ru修飾品ともにPEIE修飾ITO電極と同程度の大きい電流密度を示すようになった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
白金族元素の錯体  ,  金属-絶縁体-半導体構造  ,  有機白金族化合物 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る