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J-GLOBAL ID:201502204523754470   整理番号:15A1261942

レーザー手術は顎顔面硬組織および軟組織内の視神経の特定を妨害するか?-実験的Ex Vivo研究

Does Laser Surgery Interfere with Optical Nerve Identification in Maxillofacial Hard and Soft Tissue?-An Experimental Ex Vivo Study
著者 (11件):
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巻: 15  号: 10  ページ: 25416-25432 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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医原性の損傷から感覚構造(例えば神経)を保護することはレーザー外科手術時の主要な問題である。特に頭頸部域内では機能と美容の両方が大きな影響を受ける。そのためレーザーには大きな利点があるものの手術への応用は組織切除に限定されている。レーザーを組織特異的な形で導くリモートフィードバックシステムはこの限界の解消となる可能性がある。これに関係して,レーザー切除前後の神経構造の光拡散反射率スペクトルから神経構造を特異的に認識できることが示されている。しかしながらこうした知見を実際のレーザー切除のプロセスに応用するためにはレーザーパルス内の神経の保護が最も重要である。本研究の目的はEr:YAGレーザー手術のプロセス-この方法では噴霧水で冷却し,プローブは屈曲角を形成し(60°)光学発光する-が組織分化を妨害するか評価することである。最初にレーザー組織切除の安定状態ではない進行中のプロセスについて調べた。そのために15の豚頭部から6種類の組織(神経,皮膚,筋肉,脂肪,皮質骨,および海面骨)を得た。測定をEr:YAGレーザー切除中に行った。拡散屈折スペクトル(4500,波長域:350~650nm)を得た。分類を目的に成分分析(PCA)および二次判別分析(QDA)を行った。臨床的にきわめて重要な神経と骨の識別は,それぞれAUC95.3%(皮質骨)および92.4%(海面骨)で正確に行えた。生物学的に非常によく似ている脂肪組織との神経組織の識別ではAUC値83.4%と良好な結果を得た(感度:72.3%,特異性82.3%)。このことは拡散屈折率分光法によって,レーザービーム,噴霧冷却水,および組織レーザー切除によって組織は変化するが,レーザー切除進行中に神経を高い信頼性で特定できることを証明している。これは臨床応用に向けて不可欠なステップである。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  基礎外科学  ,  レーザの応用 

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