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J-GLOBAL ID:201502204542801454   整理番号:15A1074073

葉菜作物の気候変動に対する応答多様性による弾力的管理

Managing resilience of forage crops to climate change through response diversity
著者 (4件):
資料名:
巻: 183  ページ: 23-30  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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気候変動および極端な気象事象の強さと頻度の増大に直面している農業の弾力性向上では多様性こそが決定的に重要であるらしい。しかし,あらゆる種類の多様性が弾力性強化に必要な訳ではなく,応答多様性こそが決定的に重要である。そのような応答多様性は種々の条件下で上手く応答する能力と種々の変動に対して順応する単独機能の中での能力を反映する。ここでは,その弾力的管理のための応答多様性の定量方法を提案した。一連の葉菜作物種と品種内には決定的に重要な農業-気象因子に対する収量応答で特異的に重要な多様性があるという仮説を立てた。多重場所での(1980年から2012年までの)葉菜作物品種形質のデータを用いて次の種,即ちチモシー(Phleum pratense L.),メドウフェスク(Festuca pratensis Huds.),オニウシノケグサ(Lolium arundinaceum(schreb)),Festulolium(Festuca sp.×Lolium sp.),アカツメクサ(Trifolium pratense L.)およびイタリアンライグラス(Lolium multiflorum L.)の収量に対して決定的な農業-気象因子類に対する高緯度(60~66°N)条件での応答多様性を定量化した。最も重要であると決定した農業-気象因子類は全収量変動の77%を説明した。10種類の品種クラスタが種間の非常に高い応答多様性を最も上手く反映していた。農業-気象因子類に対する乾物収量応答での品種間の変動の大きさは全品種の平均収量の12~17%であった。しかし,全ての種が気象条件に対して決定的に重要な応答多様性を示す訳ではない。ここでは,実際には種と品種の補足的応答が気候変動条件下での葉菜生産の成績を向上することが出来ると結論付けた。管理選択肢についても検討した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  植物に対する影響  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (5件):
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