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J-GLOBAL ID：201502204548930515   整理番号：15A1242500

温州ミカン貯蔵の留意点と新しい貯蔵技術の試み

著者 (1件)： 山家一哲 (静岡県農林技術研 果樹研究セ)
資料名： 柑橘
巻： 67  号： 11  ページ： 12-14,1  発行年： 2015年11月01日 
JST資料番号： L7961A  ISSN： 1344-5065  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ミカンは貯蔵中に果実重,糖度,酸含量,果皮色などが変化する。貯蔵湿度が高いと腐敗果が多くなる。貯蔵温度が高いと味ボケするのでなるべく低温に保つ。貯蔵庫には適量を入れ,鮮度の保持と腐敗を抑制する。長期に貯蔵する場合は1回/月程度腐敗果の点検・除去を行う。貯蔵中はミカンから水分が抜けるので換気を行う。貯蔵温度は10度未満に保ち,果実品質の変化や腐敗を少なくする。冷風設備を備え,温度を6~8°C,湿度を85%前後に保つ冷風貯蔵設備が増えている。最適貯蔵条件と管理方法を研究中である。青色LED照射をすると青かび病,緑かび病をはじめ,腐敗病,黒腐病が少ない傾向があり,実用化に向けて試験中である。

シソーラス用語： *温州ミカン ,  *貯蔵 ,  湿度調節 ,  管理 ,  施設 ,  発光ダイオード ,  植物病害 ,  腐敗病 ,  *病害防除
準シソーラス用語： 温度管理 ,  黒腐病 ,  青かび病 ,  *青色LED ,  貯蔵施設 ,  貯蔵病害 ,  緑かび病

分類 (1件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 温州ミカン ,  貯蔵 ,  留意 ,  試み